犬の通院記録

犬に去勢・避妊手術は必要なの?かかった費用と入院の記録

犬の去勢・避妊手術の必要性について、

犬の去勢や避妊ってしないと何がだめなの?
子犬のうちから手術ってかわいそう。

と疑問に思っていたが、いろいろと調べた結果、繁殖予定がないならした方がいい。というのが私の答えだ。

うちにはトイプードルが2匹いる。4歳♂のメイと、1歳♀のハナだ。

2匹とも1歳を迎える前に去勢、避妊手術をした。

それは犬のためでもあり、飼い主のためにもなると考えたためだ。

去勢避妊手術のメリット

妊娠しなくなる

一般家庭で犬を飼う場合、繁殖させることはなかなか難しいように思う。

妊娠、出産、そして赤ちゃん犬の世話は簡単ではない。絶対に専門知識が必要だ。子犬がほしい!という安易な気持ちで繁殖させるのは危険

また、うちのハナ♀の場合、成犬で1.1kgしかないマイクロティーカッププードルと言われるサイズだ。

妊娠したら4~5頭の赤ちゃんを身篭ることになり、とてもその小さい体では耐えられない。

このように、生まれながらにして絶対に妊娠は避ける必要があるサイズの犬もいる

発情に伴うストレスがなくなる

去勢避妊をしないと、月齢を重ねると生殖機能が働き出す。

メスは1歳を迎える前、早ければ生後半年頃から発情が始まると言われている。

オスは発情期というものはないが、成熟後は発情中のメスの匂いで生殖行動を起こすらしい。発情中のメスを嗅ぐ嗅覚はものすごく敏感で、たとえ同じ空間にいなくても1~2km先にいるメスの匂いにも気付くらしい。

オスもメスも、発情しているのに生殖行動ができないというのは大きなストレスになる。

そのストレスが原因で、無駄吠えや気性の荒れなど問題行動につながることもある。

不要はストレスは未然に避けてあげたい。

性ホルモンに伴う病気の予防になる

メスの場合、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの病気を防げる。

オスの場合は精巣腫瘍や前立腺肥大などの病気が防げるとされる。

こういった性ホルモンの分泌によってリスクが増える病気は、極力早い月齢で避妊去勢をすることでより性ホルモンに晒される機会をなくしてあげることができる。

メス限定:煩わしい生理がない

避妊していないメスは生理がある。

数ヶ月に一度、出血があり、その都度ケアが必要になるが、避妊をしてしまえば生理は来ない。

ハナは1歳前に避妊手術を終え、一度も生理を迎えていない。

オス限定:足を上げて排尿しない

オスは生後20週頃から1歳頃にかけて、片足を上げて排尿するようになる犬がいる。

これはマーキングの目的とかホルモンの影響とか説は複数あるが、去勢することで片足上げ姿勢になりにくくなる。確実ではないらしいけど。

生後半年で去勢手術をしたうちのメイは足を上げて排尿したことはない。ずっと腰を落としておしっこをする姿勢はのままだ。

去勢・避妊手術の記録

去勢・避妊手術のちがい

うちでお世話になっている動物病院では、去勢手術・避妊手術について以下のような説明を受けた。

  去勢手術♂ 避妊手術♀
手術内容 睾丸を摘出 開腹手術で卵巣のみ(もしくは卵巣と子宮)を摘出
手術時間 5分程度 20分程度
入院 1泊2日
費用 30,000円程度 40,000円程度

 

避妊手術は卵巣のみの摘出?子宮も摘出?

避妊手術の2つの方法

避妊手術では回復して卵巣のみを摘出する手術方法と、卵巣と子宮の両方を摘出する手術の2種類の方法がある。

子宮も摘出する手術では、より開腹する範囲が広くなり、手術時間も長くなるという。

卵巣のみの摘出手術でも、子宮に関わる病気は予防できると言われている。

うちは体格が小さいこともあり、手術時間(=麻酔時間)を極力短くしたく、卵巣のみの摘出手術を選択した。

手術に関する注意事項

血液検査

術前の検査として、血液検査をする。

麻酔に耐えられるかどうか判断する要素として、血液検査の肝臓や腎臓の数値を確認する。

メイもハナも肝臓のALPという値が高めだったが、「仔犬にはよくあることなので問題なし」と獣医師の説明を受けた。

また、赤血球、白血球、血小板数などもチェックして異常がないか確認する。

手術前の注意事項

  • 食事・おやつは前日20時まで
  • 飲水は当日8時まで

全身麻酔を使った手術をするため、この飲食のルールは徹底!!

手術後の注意事項

  • 手術後1泊して退院
  • 手術1週間後に抜糸のため来院
  • 抜糸までは傷口保護のため、エリザベスカラー(ウェア)の着用必須
  • シャンプーは抜糸後4日経ってからOK

 

手術後の愛犬の様子

去勢手術後のメイ♂

精神的疲労が大きかったみたい

1泊2日の退院を終えたメイ。

エリザベスカラーを付けて帰ってきたけど、どうもカラーは辛そう。

ということで急遽エリザベスウェアを購入!

こんな感じの渋いカーキ色のウェア!

今はかわいい水色のもあるみたいですね!

 

帰ってきたメイは怖かった様子。

ひどく落ち込んだ様子で、私たちが見えなくなるとクーンクーーンと泣いてさびしがる。

執拗に寂しがる様子は2週間くらい続いた。

でも元どおり戻った。

おしっこができなくなった

痛みがあるのかおしっこがしづらそう。

なかなかおしっこできず、トイレに行っても出ない。

やっと出たかと思えばトイレを外す。

退院後数日間は1日に2~3回しかおしっこできなくなってものすごく心配した。

痛みもあっただろうし、はじめての入院でストレスも相当あったのかな?

トイレは外しても叱らない。そのうちできるようになると思い、できるだけ優しく接するようにした。

手術後1週間経ち抜糸に行く頃にはようやく元どおりトイレでおしっこできるようになった。

避妊手術後のハナ♀

ケロッとして帰ってきた

メイとは対照的なハナ。

退院のお迎えに行くと、ものすごくハイテンションで喜んでくれた。

話を聞くと看護師さんにも懐いて甘えまくっていたらしい。

エリザベスウェアがピンクでかわいい!

自宅に帰ってきてからもいつもどおり!

何ともなさそう。

痛みはなさそう

メイの時は痛そうなそぶりがあったのに、ハナは全く痛くなさそう。

むしろ思いっきりジャンプジャンプ繰り返してて傷口が開かないか心配になるほど。

お腹はたしかに切ったあとがあるのに。

手術後の反応は犬によって様々

入院の心労で寂しがり屋になってきて帰ってきたメイ。

入院中も可愛がってもらって楽しんできたハナ。

手術自体が犬にとって辛いのは当然のことだが、入院という非日常に対するストレスの感じ方は犬によって様々だ。

術後落ち込んでいたメイも2週間ほどで元どおりになったので、手術後に何らか影響が出ても一過性のものであることも多そう。

術後は太る?

去勢・避妊手術後は太りやすいと言われている。

生殖機能の発達のために使われていたエネルギーの消費がなくなるからだ。

うちでは2匹ともフードの量は特に変えなかったが、とくに太りやすくなったという印象はなかった。

かかった費用まとめ

去勢手術

手術費用 24,000円
採血料 1,000円
血液検査 8,000円
血液検査(凝固系) 3,000円
術前レントゲン検査 7,500円
エリザベスカラー 2,000円
抜歯(4本) 4,000円
合計 49,500円

抜け残った乳歯も抜歯してもらったので、その費用も含まれる。

乳歯が残っている場合はせっかく全身麻酔をする機会なのでしてもらうとよいと思う。

去勢手術

手術費用 31,000円
採血料 1,000円
血液検査 8,000円
血液検査(凝固系) 3,000円
術前レントゲン検査 7,500円
エリザベスカラー 2,000円
抜歯(8本) 8,000円
合計 64,500円

ハナは抜け残し乳歯が多すぎて高くついた・・・

8本も抜いたのにまだ強く根付きすぎていて抜けなかった乳歯がある。残った乳歯はいつか抜けるのだろうか。

去勢・避妊手術はデメリットよりメリットが大きい

手術にはもちろんデメリットがある。

コストがかかるし、大きなものは麻酔のリスクだ。

麻酔をかけて、100%安全に手術を終えられる保証はない。

万が一があったらどうしよう・・・という心配は当然だと思う。

だからこそ、リスクを最小限に抑えるため、事前の血液検査などは省略せずにできる限りのチェックはして臨みたい。

去勢・避妊手術は、リスクも踏まえた上で、デメリットを上回る長期的なメリットが得られるということ。

犬の生涯に責任を持つ飼い主として、「犬のため」になる選択をしたい。

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