排卵日を過ぎると、基礎体温は高温期に突入するはず。
排卵検査薬や病院の卵胞チェックで排卵済みなのは確認できた。
なのに、基礎体温がなかなか高温相にならない。
排卵日から3日、4日、5日・・・・
あれ?まだ低温期・・・?という基礎体温が計測されることがしょっちゅうな私。
もしかして、まだ排卵してないの?
でも、病院で検査すると卵胞はなくなっていて排卵しているはずとのこと。
排卵日をすぎたはずなのに基礎体温が上がらない理由を、担当医に聞いてみた。
Contents
排卵異常がある場合も

無排卵・未排卵
高温期にならない理由としてまず考えられるのが、無排卵(排卵が起こらない周期)または未排卵(これから排卵が起こるかもしれないがまだ排卵前)という状態だ。
長く低温期が続き、無排卵かな?と思われる場合は、病院に行って検査してもらおう。
黄体機能不全
排卵したのに高温期にならない場合、黄体機能不全の可能性もある。
通常は高温期に多く分泌されるはずの黄体ホルモンが十分に出ていないケースだ。
黄体ホルモンは基礎体温を高温する作用があり、黄体ホルモンが足りていないと基礎体温が上がりにくい・または高温相が短いなどの症状が出ることがある。
こちらも病院に行けばわかることなので、検査してもらおう。
異常がなくても高温期にならない場合もある

私の場合、排卵済みであることを超音波検査で確認し、黄体ホルモンの検査も異常なしだった。
でも、排卵日をすぎてもなかなか高温相にならない。

↑排卵後4日目で高温になりかけたかとおもいきや翌日がくんと下がり、排卵後6日目から徐々にあがっていった周期
これまでの経験から、排卵日から4~6日経ってからやっと基礎体温が上がっていくことが多かった。
そして、排卵後14日目か15日目に体温が下がって生理がくるので、基礎体温がちゃんと高温を維持しているのはだいたい8~10日間くらいだけ。
徐々に上がるタイプもいる
排卵すると黄体ホルモンが分泌されて、基礎体温が高温相に上がる。
しかし、黄体ホルモンは排卵後徐々に増えていく。
排卵が終わった途端にドカン!とまとめて分泌されるわけではない。
なので、ゆっくり時間をかけて高温相に上がっていくのは、不自然なことではないみたいだ。
睡眠時間が足りなかった
睡眠時間が短いと基礎体温が高め・低めに出ることがある。
私の場合は睡眠が足りないと基礎体温が低めになる。

たまたまうまく計れていなかった
基礎体温は寝起き直後に計るので、寝ぼけた状態。
そうするとうまく計れていないこともある。
- 基礎体温計の咥え方が甘かった?
- 直前まで口を開けて寝ていた?
- 布団がはだけて体が冷えていた?
- 夜中に怖い夢を見て汗をかいていた?
こんなことで上下してしまう基礎体温。
あまり気にしすぎるのもよくなさそう。
基礎体温はあくまでも目安と捉えよう

どんなに気をつけて計っていても、基礎体温は完全なものではない。
きれいに2相になったら嬉しいけど、だからといって妊娠率が上がるというわけでもなさそう。
私達も何か周期の中で異常があったときに基礎体温だけで判断することはありません。他の検査をします。
基礎体温はあくまでも補助的な位置づけですね。
- 排卵日を過ぎても基礎体温が上がらないのは、無排卵・未排卵・黄体機能不全などの異常の場合もあり。病院で検査しよう
- 異常がなくても基礎体温が上がらないことはよくあることで、特に問題ではない
- 排卵後数日かけて上がることもあれば、たまたまうまく計れていなかっただけの場合もある
- 基礎体温はあくまでも目安と捉え、気にし過ぎないのが賢明