犬の飼育記録

【多頭飼いを決めた理由】神経質な先住犬と新入り子犬の相性は?

うちには2匹のトイプードルがいる。

もともと1匹だけの予定だったが、先住犬を迎えて3年ほどが経った頃、もう1匹迎えてみようかなと思うようになった。

多頭飼いをするにあたって、

相性は?お世話も大変?将来のお金の備えも?

と不安は多々あったけど、2匹目を迎えた今、本っっっっ当によかったと思っている。

ここでは2匹の相性や多頭飼いのメリット、デメリット、注意点などを説明していく。

臆病な性格は多頭飼いに向かない?

1匹目はタイニーサイズの予定だったが、タイニーよりも大きく成長してしまったしてくれたオスのメイ。

2020年現在、4歳。

メイは臆病で神経質な性格。

  • 怖くて散歩に行けない。
  • 外では震えて歩けない。
  • 知らない人が近づくと逃げる。隠れる。
  • 家にいても、外で物音がしたり大型の車の走行音が聞こえると吠える。
  • もちろんインターホンの音にも吠える。
  • ひとりで留守番中のピンポンには吠えない。(飼い主がいないから)

幼少期は芝生で無邪気にはしゃぐ姿もあったけど、成犬になってからは怖がりな性格が強く出るようになった。

いろんなことを想像したり予測できるようになり、身の危険にとにかく敏感。身の危険なんてないんだけどね。

臆病な性格なので、家族以外の人や犬をものすごく嫌う。

だから、ほかの犬が家にやってきたら自分のテリトリーを冒されたと感じてストレスを強く感じるんじゃないか?という心配があった。

一方で、迎えた2匹めとに慣れることができたら、一人での留守番の際に心強く感じるんじゃないかという期待もあった。

2匹め決意の理由

留守番ストレスによる食欲不振

私たち夫婦は共働きで、メイは長時間のお留守番を強いられることがある。

もともと働き方は意識しており、極力夫婦のどちらかが在宅ワークをして、メイを一人で留守番させないようにしていた。

とはいっても、仕事の関係でどうしても夫も私も外に出なければいけない日もあり、メイのお留守番時間は10時間くらいになる日が週に1~2回あった。

そして、仕事が忙しくなり、週に3回、多いと4回と留守番になることがあった。

するとその週末、メイの食欲がなくなった。

メイがごはんを食べなかったのは、平日のお留守番のストレスによるものじゃないかと考えた。

わたし
わたし
やっぱりさびしいよなぁ。
ずっと一人にさせてごめんね。

これが、2匹目を迎えたいと思ったきっかけだ。

 

犬を飼いはじめたとき、お留守番にはそのうち慣れるのでは?とも考えていた。

いや、慣れることはない。

犬は、時計が読めないから飼い主が何時に帰ってくるかもわからない中、ひとりでずっと待っている。

特に臆病な性格のメイは、外の物音に怯えながらがんばって待っているんだと思う。

そんなに心配なら仕事をやめて家にいたらいいじゃない。

はい、ごもっともです。

でも仕事はやめたくないんだ。

仕事したい、でも犬も飼いたいなんて、飼い主のエゴと言われればそれまでかもしれない。

でも愛情をかけて犬と接している。犬を幸せにしたい気持ちは強く持っているんだ。

仕事を続けながらメイの負担を減らす方法として、多頭飼いを考え始めた。

2匹目がいれば、留守番も一人じゃない。寂しさも紛れるはず。

老犬だったら体力が心配だけど、メイはこの時3歳。若くて元気もあるから、ちび犬が来ても相手にする体力もあるだろう。

安易な考えかもしれない。でも、この決断は正解だった。

2匹目の条件は3つ

犬種は同じトイプードルで、メイと色、大きさ、性別がちがうワンちゃんがいいな!と考えた。

違うカラーは他人も見分けやすい

色はパッと見で見分けがつくように。飼い主ならわかっても、他人から見て色が同じ犬って見分けにくいだろうし。

他人に見分けてもらう必要なんてほとんどないけど、万が一犬と離れ離れになってしまった時や飼い主に突然の不幸が起こった時、他人がひと目で犬を見分けられた方が都合がいいだろうと考えた。

サイズも差があるとさらに見分けやすい

大きさも、万が一夜中に台風で停電した時、大きさが違えば目で見えなくても触ったり抱っこすることですぐに把握できる。

同じ犬種でも色やサイズが全然違う方が他人でも把握しやすい。

「万が一」「他人でも」って早死にする気なの?って言われそう。心配性な性格が丸わかりですみません。
でも命を飼う以上は万が一も想定するのが飼い主の責任でしょ!

また、タイニーサイズの予定だったメイが予定外に大きくなってふつうのトイプードルくらいになったので、小さめの子がいいかなぁと考えた。

性別は別の方が相性がいい?

犬同士は同性より異性の方が相性がいいという噂もあるため。

オス同士だとお互いぶつかりあっちゃいそうだし、メス同士だとそれはそれで女の戦いが勃発しちゃう的な?

メイはすでに去勢済みで妊娠の心配はないし、異性の方が仲良くなりやすいという意見が多いなら2匹めは女の子がよさそう。

あと、うちは夫、息子、メイと私以外男ばっかなので女の子が欲しい!と思ったため。

ひたすらブリーダーサイトで検索

これらの条件をもとにブリーダーサイトのチェックを続け、シルバーの毛色の小さいトイプードルをみつけ、直感的に「この仔だ!!」と思ったので、会いに行くことに。

 

お迎えしてから仲良くなるまで

お迎え当日

ブリーダー宅で相性チェック・・・したかったけどよくわからない

お迎えの日、目星をつけていたワンちゃんのところにはメイも一緒に行く。

2匹を会わせてみて、相性が悪くなければそのまま新入り犬を家に連れて帰る予定で、新入り犬用の新しいクレートを持って会いに行った。

車を走らせてブリーダー宅へ。

伺った場所はメイの出身地とは全く別のブリーダーさん。

インターネットで見つけた初めましてのブリーダーさんだったので心配ではあったが、問合せ時の電話はとても感じがよかったのであまり心配はしていなかった。

実際に会った時も印象は変わらず、とても素敵なおうちにお住まいの綺麗な女性の方だった。

ブリーダーさんのおうちに着くと、さすが何匹もの犬が一斉にワンワン大合唱!

その中から「この仔ですよ〜」と目当ての仔を連れてきてくれた。

きゃーーー!小さくてかわいい!!!

ブリーダーさんのおうちの庭でメイと初対面させてみるも・・・?

メイにとっては「知らない場所に来たら知らない犬がいた」くらいの感覚で、まさか一緒に暮らすことになる相手だなんて思っていないだろうし、

お迎えするワンちゃんはまだまだ子ども、メイを見て「知らないお兄ちゃんが来た!あそんで!あそんで!!」とじゃれつく感じ。

その場で相性を判断するのって難しいなぁー。

見た感じ、お互いクンクン匂いを嗅ぎあっていて、威嚇するわけでもないから、相性最悪ってことはなさそう。

会ってみたワンちゃんは、小さくてかわいくて!かわいい!!!

メイとの相性はいいのかわからない。

でもなんとなく、悪くはなさそう!と感じたので、この子をお迎えすることを決意!

ブリーダーさんといろいろと書面でのやりとりを済ませる。

こんなに可愛い仔を手放すなんてブリーダーさんは寂しいだろうなぁ・・・と思う。

ブリーダーさん
ブリーダーさん
寂しい気持ちがないといえば嘘になりますが、温かいご家庭で大切に育てていただけると信じていますから大丈夫です。
いつでも連絡ください。写真も楽しみにしています。
困ったこともいつでも相談してくださいね。
また会いにきてくださいね。

温かい言葉をかけていただき、ちょっと涙目になる私。

いいブリーダーさんからワンちゃんを譲っていただくことができた。

素敵な出会いに感謝!

そして、この仔を大切に育てると心に誓う。

自宅ではよそよそしさ全開の先住犬と天真爛漫な新入り犬

連れ帰った新入り犬を「ハナ」と名付ける。

初日のハナの様子は至って元気!

あらゆるものに興味津々でものすごく楽しそう。

メイの近くに行ってはコミュニケーションを図ろうとする。

しかし、メイは鬱陶しそう。

外で出会った犬が自分の家にまで入ってくるなんて・・・と警戒の様子。

微妙な距離感。

仲良くなれるか少し心配。

 

お迎え初日、あまり興奮させすぎてもよくないので、ハナには家の探索はほどほどに、しばらくハウスに入っていてもらう。

中に入れられるとクーンクーーン鳴いてさみしそう。

出たくてジャンプ連発。

構いたい気持ちをグッとこらえて、メイとハナに別々の場所で休息の時間を与える。

お迎え1週間後、お留守番に挑戦!

ハナが一緒に住むということをメイも理解し出したお迎え1週間後。

今日は初めて2匹だけでお留守番に挑戦させてみることに!

メイとハナふたりっきりの部屋にしてメイのテリトリーをハナが荒らしそうな気がしたので、二人は別々のハウスへ入れ、行き来できないようにする。

でも寂しくないようにお互いの顔は見えるような距離にして、でかける。

おでかけの時はライブカメラでときどきチェック!

 

メイは寝てる。

ハナは寝てるかおもちゃで遊んでる。

うんうん、いい感じにお留守番できている!

(手前がハナで奥がメイ)

数時間のお留守番後、私が帰宅すると荒れ放題のハナエリアと疲れた様子のメイ。

メイはずっとハナの部屋が荒れていくのを見ていて、気が気じゃなかったのだろう。(おしっこやらうんちやらトイレシートを引っ掻いたり)

「おまえ、そんなことしたら後で怒られるぞ・・・」と戦々恐々だったに違いない(笑)

メイは寂しさよりもそんな怖さを感じていたような様子。子守りのせいでお疲れ気味。

ハナは元気いっぱい!!寂しかったようで興奮していた。

徐々に慣れてきた2匹

夜になって夫が2匹を呼んでみると、二人で近くに寄り添って座る姿が・・・!!

おおお!二人っきりのお留守番dayを乗り越えて、絆が深まったのかな。

メイはちょっとハナに「近すぎない?」という目をしているが(笑)

それまでハナをちょっと遠ざけていたメイも、ハナが近くに来るのを許している。

この2匹、うまくやっていけそうな予感。

お迎え1ヵ月後、寄り添う2匹

お迎えから丸1ヵ月が経ち、メイもハナも新しい環境に慣れてきた。

すると、特に何も仕向けていないのにふたりで寄り添って同じクッションに座る姿が見られた。

わあーー!仲良くなったねぇーーー!!と感動!!

メイは率先してハナに近づいていくことはないが、ハナが近くに来てもよっぽど邪魔をされない限りは避けなくなった。

ハナはずっとメイのことが大好き!

自分より大きくて、いろんなことができるメイのことを兄のように慕っている。

2匹の相性は決して悪くない!と思えた。

犬の性格の違いは大きい

1ヵ月経って感じたのは、ハナのなんて育てやすいこと!!

マイペースでおっとりしている性格のハナ。

人懐っこくて初対面の人でも尻尾を振ってついていく。

誰かに構ってもらうと嬉しくって、元気いっぱい!

誰でもいいの!あそんであそんで!!という感じ。おもちゃを渡せば何でも喜んでくれる。

メイの小さい頃は神経質な性格で、何事にも怯えていたのを思う返す。

もちろんメイも遊ぶのは大好きだったけど、遊ぶおもちゃにもこだわりがあって、今遊ぶ気分のおもちゃじゃないと渡してもそっぽを向く。

メイは気難しいところがあって、その分飼い主との信頼も深まったけど、一方、ハナは単純でなつっこいので育てやすい。

犬も性格はそれぞれなんだなーと実感。

2匹の比較

名前 先住犬 メイ 新入り犬 ハナ
性別 オス メス
サイズ タイニーより大きい 小さめティーカップ
カラー レッド シルバー
性格
  • 怖がり
  • 神経質
  • 内弁慶
  • マイペース
  • 好奇心旺盛
  • なつっこい

多頭飼いにあたって気を付けた3つのポイント

多頭飼いを始める際、飼い主として意識したことは以下の3点だ。

① 何事も先住犬が優先

もともとメイの家。だから何事もメイが先。

ごはんも、おやつも、抱っこも、まずはメイから。

手がかかるからといって新入りのハナにばかり構っていたら、メイは「ハナのせいで飼い主が自分のところに来なくなった」と感じてしまい飼い主にもハナにも不信感を覚えるだろうし、ハナにとっても「私が一番!」と勘違いさせてしまう。

多頭飼いでは先住犬優先が鉄則。

② 先住犬のパーソナルスペースを確保

ハウスは別々、お出かけの際のクレートも別々のものを用意して、メイのパーソナルスペースを確保。

メイが落ち着ける空間は今までのまま、変えない。

メイのハウスに長時間ハナを入れることはしない。

ときどきメイの家にハナを入れてみても嫌そうにはしていなかったので、徐々に慣らしていけば同じハウスを使うこともできそうに感じたけど。

③ 基本は放っておく

2匹の関係も悪そうではなかったので、あまり付きっ切りで構わなかった。

慣れてくると、吠えあって追いかけあって、ヒートアップしていることも多々あった。

基本的には犬同士の関係は犬同士に任せた。

一緒に遊びたきゃ遊ぶだろうし、嫌なら離れるだろう。

ハナがあまりにもしつこい時はメイも吠えたり威嚇したりしてハナに教えている。

犬は犬同士だからこそコミュニケーションをとれるはず。

危ないことがないように、遠目で見守った。

多頭飼いのメリットとデメリット

多頭飼いを始めてみて感じたメリットとデメリットをまとめる。

メリット

先住犬にとって

  • 留守番中寂しくない
  • 犬同士ではっきりした上下関係があり、リーダーシップを発揮できている
  • 遊び相手ができた

新入り犬にとって

  • 遊び方、食べ方、トイレの仕方など先輩犬から学ぶことが多く物覚えが早い
  • 妹感が強く甘え上手でかわいい

デメリット

  • 手間が増える
  • 餌代が増える
  • 保険料、予防接種代も倍
  • 病気や怪我などいざというときの貯蓄も増やす必要あり

デメリットは簡単に言うと、手間とコスト。

それさえ苦に感じなければ、貯蓄を増やす覚悟があれば、多頭飼いのメリットはものすごく大きい。

とにかく2匹のやりとりがたまらなくかわいい!!

負担も増えるけれど、それ以上の癒し、充足感が得られた!

仲良く寄り添っている姿や一緒に楽しそうに遊んでいる姿を見ると多頭飼いして、よかった!としみじみ感じている。

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